Moerki (Blue) river
モエラキ(ブルー) リバー


Moeraki(Blue) River   02年2月6〜8日

SH6に車を駐車(駐車スペースにガラスの破片有、車上ねらい注意)。
オレンジマークに沿ってジャングルのようなシダの森を2時間歩くと、
ゴルジェの上流に出る。
川は突然姿を変え、クネクネと蛇行しながらゆったりと流れている。
ちょっとした河原のスペースにテントを張り、屋根を作り薪を集めた。
昼飯を終えると、さっそく魚を探した。
ゆったりと流れる川は、やや茶色のクリアーウォーターで、
クルージングするブラウンを次から次に見つけることができた。
上流から下ってくる魚や、下流から上がってくる魚など、
たいていの魚は動き回っていて、普段の釣りとは違った釣りが楽しめた。
動き回る魚にフライを投げる場合い、ハンティング的な一発勝負で、
魚のスピードと方向を読み取り、すかさず進行方向フライを投げなければならない。
リールからすばやくラインを出し、すぐにキャスティングに入り、
数回のキャストで魚の前に落とす。
たいして難しくなさそうだけど、動く魚に気は焦り、
ガイドにラインは引っかかってなかなか出てこないし、
たらしたラインは足元の草に引っかかる。
このすばやい一連の動作は日本の釣りには必要なく、
どうしたらすばやくフライラインを出せるか何度も練習をした。


バシュっと糸が張って竿が曲がるそして・・・


私が行ったときは、草むらのセミがすさまじく鳴き、
セミフライだけでほぼ100%の魚が口を開けてくれた。
ゆっくりとにおいをかぐかのようにフライに食いつく魚や、
フライの着水の音に反応して、すごい勢いで飛びついてくる魚など、
クルージングのコースさえ合えば、釣りは簡単だった。
魚は100%ブラウンで、アベレージは1〜2キロ。
水が茶色いから釣れるブラウンも茶色く、朱点の美しい魚体もいた。


ジャングルのような流れにブラウンがいる

Moeraki riverは右岸に(下流を向いて)オレンジ色の三角マークのついた、
トレッキングコースがある。川に沿って移動が楽。
とても釣りやすい。車からも程よい距離で、
ゴルジェ区間とフラットな区間の変化が面白い。
ガイドがヘリを使って入るらしく、その訳もうなずけるいい川だった。
ゴルジェの終わりから、Pegmatite Creekとの合流までを釣った。
Pegmatite Creek辺りまで来ると川は小さく、浅く広い感じで魚が少なかった。
Moeraki riverは一本の竿を二人で使い、計12尾のブラウンをキャッチした。
数釣りでは今までの新記録だった。

02年2月14日
クラストチャーチより


    風が止んで、セミが鳴けば・・・すごい楽しい


 アベレージサイズ 60p・2.7kg



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